現役外資系コンサル虎の巻【コンサルへの就職・中途未経験の転職希望者必見の情報満載】

コンサルティング業界の実情から採用面接時のポイントまで現役の外資系コンサルタントの視点から切り込みます。たまに時事問題についても語る予定です。

【現役コンサルが語る】コンサル1年目が最初の3か月で覚えるべき仕事8選

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コンサルに入社すると、多くの人が最初の数か月でこう思います。

「何をすれば評価されるのか分からない。」

私自身もそうでした。

資料を作ってもレビューで真っ赤になる。

会議に出ても何を話せば良いか分からない。

周囲は優秀に見える。

ただ、振り返ると最初の3か月で身につけるべきことは意外とシンプルだったように思います。

 


1. 議事録を書く

おそらく最初に任される仕事です。

ただ、議事録を単なるメモだと思うと痛い目を見ます。

最初は逐語録に近い形を求められることもあります。

そして正直、最初はそれしかできないと思います。

ただ、本当に大切なのはそこではありません。

コンサルの議事録で求められるのは、

  • 何が議論されたのか
  • 何が決まったのか
  • 何が論点として残ったのか
  • 誰が何をいつまでにやるのか

を整理することです。

さらに、

午前中と午後で同じテーマが議論されていたなら、

時間順に並べるのではなく、

同じ論点ごとにグループ化して整理する。

つまり、

サマる(要点をまとめる)

そして、

構造化する

ことが求められます。

今振り返ると、議事録はロジカルシンキングの基礎が詰まった、非常に重要な入門作業だったと思います。


2. レビューを早めにもらう

未経験者が最もやりがちな失敗。

8時間かけて作る。

レビューを受ける。

方向性が違う。

作り直す。

コンサルでは珍しくありません。

だからこそ、

小さく作って、小さくレビューをもらう

方が圧倒的に効率が良いです。

実際、私が未経験で入社した頃は、1時間に1回くらいレビューを受けていました。

最初は、

「そんなに頻繁に確認するのか」

と思いました。

ただ、マネージャー側の立場も経験すると、その合理性がよく分かります。

未経験者はどうしても作業時間が長くなります。

そして方向性を間違えた状態で進めると、手戻りコストが非常に大きい。

だからこそ、

早く確認する。

早く修正する。

結果として、その方が本人もチームも楽になります。


3. PowerPointとExcelの基礎を身につける

コンサルに入ると、多くの人がここで苦労します。

私自身もそうでした。

事業会社時代は、

  • Excelは伝わればいい
  • PowerPointは内容が分かれば十分

という感覚でした。

実際、それで困ることもありませんでした。

しかしコンサルでは、

図形の位置。

余白。

フォントサイズ。

色の統一感。

こうした部分までレビューされます。

最初は、

「そこまで気にする必要があるのか?」

と思ったこともあります。

ただ今は、

それも相手への配慮だったのだと思っています。

経営層が短時間で大量の情報を判断する世界では、

余計な認知負荷を与えないこと自体が価値になるからです。

また、ショートカットキーも覚えた方が良いです。

ファームによっては、

「マウスを使わずに作業できることが価値」

と言う人もいます。

個人的にはそこまでは思いません。

ただ、

単純作業を早く終わらせること

は重要です。

私が最初についたマネージャーは、

「単純作業時間の短縮は睡眠時間確保のための必須能力」

と言っていました。

これは今でもかなり本質を突いている言葉だと思っています。


4. 仮説を持って話す

事業会社出身者が意外と苦労するポイントです。

私自身もそうでした。

前職では、

上司の意見を聞く。

指示されたことをやる。

という文化が強かったため、

「自分みたいな若手が意見を言っていいのだろうか」

と思っていました。

ただ、コンサルでは逆です。

何も意見を持ってこない。

何も考えを出さない。

これが最も評価されません。

極端な話、

間違った仮説を持ってくる方が、

何も持ってこないよりずっと良い。

なぜなら、

議論のスタート地点になるからです。

コンサルでは、

「現時点では〇〇だと思います」

と言えることが非常に重要になります。


5. タスク管理をする

コンサルは複数タスクが同時進行します。

  • 分析
  • 資料作成
  • 会議準備
  • レビュー対応

気づくと簡単にパンクします。

締切だけではなく、

レビュータイミングまで逆算して管理する癖をつけることが重要です。


6. レビューを歓迎する

最初は正直しんどいです。

資料が真っ赤になることもあります。

ただ、

レビューは否定ではありません。

成果物を良くするための議論です。

ここを受け入れられる人は伸びます。


7. 分からないことを早く聞く

未経験者にとって最大のリスクは、

間違えることではありません。

間違った方向で進み続けることです。

特に最初のうちは、

早く聞く。

早く修正する。

このサイクルを回した方が圧倒的に成長が早いと思います。


8. 成果物に愛着を持ちすぎない

コンサルの成果物は何度も壊されます。

昨日作った資料が今日なくなることもあります。

半日かけて作った分析が使われないこともあります。

最初は辛いです。

ただ、

成果物を守ることではなく、

クライアントの課題を解決することが目的。

ここを理解すると、かなり楽になります。


おわりに

もし今から入社する自分に一つだけ伝えるなら、

「もっと早くレビューをもらえ」

かもしれません。

コンサルは、

完璧にしてから見せる世界ではなく、

未完成でも見せて、一緒に完成させていく世界。

個人的にはそう感じています。